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NiFAニュース 第104号
令和4年6月30日発行
新年度挨拶
ご挨拶
一般社団法人 新潟県サッカー協会 会長
柄沢 正三
新年度を迎えるにあたり、皆様にご挨拶申し上げます。
令和4年度事業が開始されて2ケ月を経過いたします。新型コロナウィルス感染症は、縮小の気配を見せているものの予断を許さない状況にあります。
依然として困難な状況の中にあっても、新潟県サッカー界は、協会員の皆様の不断のご努力によって、多くの事業を開始いたしました。安心・安全なスポーツ環境を提供することにより、従前の姿が取り戻せるものと信じてやみません。登録チーム・選手はじめ事業の遂行に尽力されている各専門委員会、地区サッカー協会、連盟及び役員の皆様の深いご理解と温かいご支援に厚く御礼申し上げます。
去る6月14日に開催された理事会・社員総会において令和3年度事業報告及び決算報告をご審議承認いただきました。報告では、少子化が加速度的に進む中で登録者数を微減に留めている実績が発表されました。また、多くの事業が復活の気配を見せていると実感する事業報告・決算報告でありました。多くの方々のご尽力がまさに形となった報告に安堵したところであります。
この理事会・社員総会で、令和4・5年度の新たな体制が審議され社員・理事・特任理事・監事が選任され、また専門委員会委員長、地区サッカー協会・連盟の新役員が承認されました。続いて開かれた新理事による理事会において、私こと、再度会長に選任されましたことをご報告申し上げますとともに、微力ですが、新潟県サッカーの発展に向けて、全力を傾注する所存です。
今後も感染症の猛威はサッカー界に大きな影響を与えるものと思われますが、県協会はサッカーを通じてスポーツ文化を創造するという理念の下その活動を停滞させません。サッカーに関わる多くの方々とともにこの難局を乗り越えてまいります。
県協会は、課題解決を目指し、組織の整備を行っております。サッカーの普及活動において最も傾注すべき分野の「グラスルーツ委員会」、将来構想を考える「総務委員会」の活動を更に進めます。また、女子サッカーや小学生年代の普及活動を継続してまいります。
県協会には、まだまだ多くの課題がありますが、協会役員並びに会員の皆様のお力添えをいただきご期待に応えてまいります。倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
最後に、感染症拡大に備えサッカー観戦・応援の自粛を余儀なくされている多くのサッカーファミリーの皆様に、以前のような熱気あふれる観戦・応援の日常が戻ることを切に願い、挨拶といたします。
理事会・社員総会報告
総会・理事会の開催

社員総会・理事会が2022年6月14日、新潟県サッカー協会 会議室で開催されました。
会議では次の事項が審議され、満場一致で承認されました。
- 2021年度 事業報告・決算報告
- 社員・理事・各種役員等選任について
- 定款変更について
- 特別協賛・後援依頼について
- 代表理事・各役員の選任について
令和4・5年度理事
会長 | 柄沢 正三 |
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副会長 兼 専務理事 | 渡辺 滋 |
副会長 | 柄沢 正三 |
副専務理事 | 永井 啓介 |
副専務理事 | 阿部 辰也 |
理事 | 松田 茂臣(新任) |
理事 | 渡邉 晃 |
理事 | 里見 純一(新任) |
理事 | 金子 玄益 |
理事 | 佐野 裕子(新任) |
理事 | 古俣 健次 |
理事 | 小熊 幸司(新任) |
理事 | 坂井 志行 |
理事 | 丸山 有一 |
特任理事 | 中野 幸夫 |
特任理事 | 森 恭 |
特任理事 | 小林 彰 |
特任理事 | 中村 勉 |
特任理事 | 山本 英明 |
監事 | 中川 靖 |
監事 | 渡辺 一弥 |
専門委員会委員長
総務委員会 委員長 | 永井 啓介 |
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資格・規律・フェアプレー委員会 委員長 | 谷 邦男 |
審判委員会 委員長 | 阿部 浩士 |
技術委員会 委員長 | 丸山 有一 |
医学委員会 委員長 | 山際 浩史 |
事業委員会 委員長 | 小熊 幸司 |
第1種委員会 委員長 | 松田 茂臣 |
第2種委員会 委員長 | 渡邉 晃 |
第3種委員会 委員長 | 里見 純一 |
第4種委員会 委員長 | 澤栗 伸彦 |
女子委員会 委員長 | 佐野 裕子 |
フットサル委員会 委員長 | 森 恭 |
グラスルーツ委員会 委員長 | 石川 正記 |
広報委員会 委員長 | 坂井 志行 |
マッチコミッショナー委員会 委員長 | 河合 昭博 |
大会告知・抱負
第43回 北信越国民体育大会 サッカー競技日程
期間 | 2022(令和4)年8月12日(金)~14日(日) |
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試合会場 |
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試合日程
左右にスクロールできます
日 | 記号 | 会場 | 種別 | 開始時間 | 対戦 | 備考 | ||
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12日(金) | イ | 丸岡・サッカー場 | 少年男子 | 10:00 | 1位 | vs | 5位 | 変則リーグ戦 |
A | テクノスタジアム | 成年男子 | 10:00 | 長野 | vs | 石川 | 1回戦 | |
あ | 丸岡・人工芝 | 少年女子 | 10:00 | vs | 1回戦 | |||
い | 丸岡・人工芝 | 少年女子 | 10:00 | vs | 代表決定戦 | |||
13日(土) | ハ | テクノ・芝生広場 | 少年男子 | 10:00 | 3位 | vs | 4位 | 変則リーグ戦 |
ロ | 三国・陸上 | 少年男子 | 10:00 | 2位 | vs | 5位 | 変則リーグ戦 | |
B | テクノスタジアム | 成年男子 | 10:00 | 新潟 | vs | 福井 | 1回戦 | |
C | 丸岡・サッカー場 | 成年男子 | 10:00 | 富山 | vs | Aの勝者 | 2回戦 | |
う | 丸岡・人工芝 | 少年女子 | 10:00 | vs | 代表決定戦 | |||
14日(日) | ニ | テクノ・芝生広場 | 少年男子 | 10:00 | 2位 | vs | 3位 | 変則リーグ戦 |
ホ | 三国・陸上 | 少年男子 | 10:00 | 1位 | vs | 4位 | 変則リーグ戦 | |
D | テクノスタジアム | 成年男子 | 10:00 | Cの勝者 | vs | Bの勝者 | 代表決定戦 |
競技組み合わせ



新潟県女子サッカーリーグに向けて
高志中等教育学校 女子サッカー部 顧問
赤塚 暁洋

高志中等教育学校女子サッカー部は、中高一貫校のため、中学生年代9名、高校生年代6名が一緒に活動を行っています。なかなか対外試合の機会を持つことができない中、新潟県女子サッカーリーグに参加できることは貴重な経験となっています。同年代だけではなく、様々な年代の方とも交流しながら、普段の練習では気づけないことをたくさん学ばさせていただいております。
今シーズンの開幕に向け、チーム全体の目標とともに、個人目標も設定しながら、練習に臨んでいます。今年度は新入生が5名加入したため、チーム全体としても基礎技術の見直しと徹底を図り、チーム力の向上に励んでいます。また、リーグ戦への参加を通し、サッカーの技術はもちろんのこと、社会の一員として大切なことも同時に学び深めてほしいと考えています。
試合で満足できる成果を残せるように練習を重ね、試合ができることに感謝の気持ちをもちながら本番に臨んでいきたいと思います。
試合結果・活動報告
アルビレックス新潟が2回戦(初戦)で敗退、新潟医療福祉大学が鹿島に善戦!!
アルビレックス新潟は、天皇杯とJ2リーグ戦が重なる過密日程の中、6月1日(水)デンカビッグスワンスタジアムにロアッソ熊本(J2)を迎え2回戦を戦いました。リーグ戦2位(5月29日現在)のアルビレックス新潟は、松橋監督のもと控え組中心で臨んだメンバーは、前半8分過ぎにCKから先制され、11分に同点に追いついたが、押し込まれる時間が長く前半30分には勝ち越しを許した。後半は相手に主導権を握られ押され始めると防戦一方になりミスがらみでピンチを招き2失点を献上、3年ぶりで初戦(2回戦)敗退となり、4000人を超すサポーターも肩を落とした。
また、新潟県選手権(都道府県代表決定戦)を制し、新潟県代表として1回戦に出場した新潟医療福祉大学は、ヴァンラーレ八戸(J3)に素早いカウンター攻撃と組織的な守備で初戦突破の金星、この勢いで鹿島アントラーズ(J1)との2回戦は粘り強い守備で善戦したが、健闘むなしく1-2で敗退しました。


県総体を終えて
帝京長岡高等学校 サッカー部 監督
古沢 徹

この度、令和4年度新潟県高等学校総合体育大会において、優勝という成績を収めることができました。このような情勢ではございますが、大会関係者の皆様のご尽力により、大会を開催していただけたこと、心より感謝申し上げます。
私たち帝京長岡高校は、近年、県総体を勝ち抜くことができておらず、チャレンジャーとしての気持ちで「一戦必勝」の精神で挑みました。初戦から厳しい試合でしたが、部員153名全員が一致団結し、目の前の試合を全力で挑むことができました。
今回、このような結果を残すことができたのも、日ごろから応援や支援をしてくださる学校や地域の方々、遠方から新潟まで足を運んで応援してくださる方々の手厚いバックアップがあってこそだと感じております。そして、3種4種年代の指導者の方々の努力の賜物であると感じております。本当にありがとうございました。
インターハイでは、優勝を目指し、「一戦必勝」を念頭に挑んでいきます。今後とも応援よろしくお願いいたします。
県総体を終えて
帝京長岡高等学校 サッカー部 主将
桑原 航太
県総体優勝を目の前の目標として、シーズンをスタートし、まずはしっかりと優勝できたことを嬉しく思います。
県総体を振り返ると、3回戦から簡単な試合は1試合もなく、チーム一丸となって1試合1試合を全員で戦うことができてこその優勝でしたが、優勝よりも大切なことを得ることができたと思います。2試合連続での延長戦。チームとしての強さが出るゲームで、誰一人として辛い顏をせず、心からサッカーを楽しんでいるという印象があり、全員が良い声掛けをして、走り切り、チームとして大きく成長することができた期間だったと思います。
6年ぶりに出場するインターハイ。3年生は最初で最後のインターハイとなりますが、県大会と同じようなプレーで優勝することが難しいというのは選手全員が分かっています。今からの1カ月弱を、1日も無駄にせず、確実に勝ち切れるチームにしていきたいです。そして、プレミア昇格、冬の選手権と繋げられる大会にしていきたいと思います。


スポーツデポカップ第30回新潟県U-12サッカー選手権大会について
長岡JYFC U-12 監督
本田 光
この度、スポーツデポカップ第30回新潟県U-12サッカー選手権大会におきまして、県大会優勝をすることができました。
新型コロナウイルスの恐怖がまだまだ続く中、選手たちの日頃の成果を披露できる場を用意していただいた大会関係者の皆様、対戦チームの皆様、応援していただいた皆様にこの場をお借りして心より感謝申し上げます。
今大会では、予選リーグ3試合、決勝トーナメント3試合を全て勝ち切り、優勝することができました。梅雨入り前の30℃近くある中、二日間通して6試合全ての試合で長岡JYFCらしいプレーを全面に発揮できたと思います。『ゴールを奪う・ボールを奪う』サッカーの本質をチームとして意識し、試合では多くのチャンスを作り出すことができました。日々のトレーニングから手を抜かずに行えていた努力の成果だと思います。しかし、優勝することはできましたが様々な面で課題も見つかりました。
今大会の優勝はチームの目標でもありましたが、ここがゴールではありません。次の目標に向かいスタートしていき、達成するためにはまだまだやらなければいけないことが多くあります。
日々のトレーニングの質を高めていき、選手一人ひとりの更なる成長や飛躍を促していければと思います。今後も選手、スタッフが精進していき、クラブがより一層成長できるよう日々の活動に取り組んでいければと思います。
スポーツデポカップ第30回新潟県U-12サッカー選手権大会について
長岡JYFC U-12 主将
坂井 颯眞
僕達、長岡JYFC U-12は、スポーツデポカップ第30回新潟県U-12サッカー選手権大会で優勝することができました。
決勝トーナメント1試合目はPK戦になり、ギリギリの試合でしたがチームの力を一つにして勝つことができました。その勢いのまま準決勝も無失点で勝つことができました。
決勝戦は、少し緊張しましたが絶対に勝つという強い思いで、チーム全員の心を一つに試合に望みました。相手に決められそうな危ない場面もありましたが、ディフェンスを中心にゴールを守り、前線の選手が3点を決めてくれました。
僕達は今まで、県大会では良い結果を出せず、決勝戦はいつもピッチの外から見るばかりでした。その悔しさを忘れずに練習に励み、県大会優勝というチームの目標を達成でき、とても嬉しかったです。そして、僕たちを指導してくれるコーチ、毎日送り迎えをしてくれる家族に優勝という結果で恩返しができて本当に良かったです。
北関東大会では、予選から戦った全てのチームの想いを背負い新潟県代表として1つでも多く勝ちたいです。
第32回JFA全日本U-12フットサル選手権大会
エル・オウロUK 監督
西野 雄二
この度、魚沼柏崎ブロックトレセン「エル・オウロ」としてバーモントカップ県大会で優勝し、全国大会に出場することになりました。
日頃より魚沼柏崎ブロックの各チームやチーム関係者のご協力があってこそです。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
また、新型コロナウイルスの影響で日程変更等さまざまな対応をして下さった大会関係者の皆様ありがとうございました。
1月に入りチームを結成し、これからと言うところで新型コロナウイルスの影響で活動が出来なくなりました。そして県大会も延期になりました。
県大会が4月に決まり、活動を再開してから大会まで実質4日間のトレーニングで挑みました。短い時間の中でしたが、「選手に積極的にプレーしてもらうこと」「選手の力を引き出す事」「チーム一丸となる事」を考えチームを作り、伝え、選手も短期間の中で精一杯トレーニングに励み実践してくれました。県予選も苦しい試合ばかりでしたが、チーム一丸になって戦った結果優勝できたのだと思います。
これから全国に向けたトレーニングを再開しますが、まず1人1人の「判断力」をあげ、コンセプトを理解し、自分の力を信じて出し、そしてチームの良さを出せるように、8月5日から始まるバーモントカップ全国大会で新潟県の代表として戦ってきたいと思います。
第32回JFA全日本U-12フットサル選手権大会
エル・オウロUK 主将
横山 剣明
今年の3月末に魚柏地区の選抜に選ばれ練習をし、エル・オウロのチームメイトと練習会で集まり、GKにキャプテンとして、コミュニケーションを重視して練習に臨みました。
県大会の一試合目では、強豪チームにあたり、みんな緊張の中で声を出し合って多く得点できました。
二試合目では、きびしい試合でしたがチームメイトの終了間際の同点ゴールによってPKとなり「絶対、負けない!!」という気持ちで勝利することができました。
決勝では、チームメイトの先制点で勢いに乗り、失点はあったけどあせらず集中できチームメイトのナイスアシストにより優勝することができました。
北信越大会や全国大会では、一試合でも多く勝ち残れるように日々の練習とチームでの練習をがんばりたいです。
第29回ろうきんカップ ミニサッカーフェスタU-10
エスプリ長岡FC 監督
上村 修生
この2年間、世界中の子ども達は本当にコロナに振り回されたと思います。もちろん今もですが。
大会を目標に設定しても延期、中止。その繰り返しでモチベーションはもちろん、練習もままならない状況でした。
今回のメンバーの中には昨年の公式戦最中に陽性になってしまい、同チームの高学年に深刻な影響をおよぼし、サッカーを辞めようか悩んだ子もいます。そんな中でも地道に自主練などを重ね、「ろうきんカップ」の優勝を目指し、先輩達の映像を見返したりして子ども達は努力してきました。
そして、大会本番、緊張の中、必死に走り、ゴールを目指し、最後の試合終了のホイッスルでの「うれし涙」には色んな思いが詰まっていたと思います。
ろうきん様、Teny様、関係者様には大変な状況の中、子ども達に壁を乗り越えるチャンスとこんな素敵な経験の場を用意して下さり、感謝しかございません。ありがとうございました。
第29回ろうきんカップ ミニサッカーフェスタU-10
エスプリ長岡FC キャプテン
風間 翔太
僕達は4年生になり、ろうきんカップU-10を大きな目標として日々の練習を頑張ってきました。
大会では、チームの特長であるドリブルを生かした攻めができて最多得点で予選を勝ち抜く事ができました。
準決勝では初めて先制点を取られてしまったけど、みんなで声をかけ合って下を向かずプレーすることができて逆転する事ができました。
そして決勝戦では、とても緊張する中で厳しい試合だったけど、仲間がいいシュートを決めてくれて優勝する事ができました。ずっと目標としていた優勝だったので、すごく嬉しかったです。
でもまだ厳しい試合で、落ち着いて良いプレーが発揮出来てなかったので、このろうきんカップの経験をこれからのチームの成長につなげて行きたいと思います。
JFAレディース・ガールズサッカーフェスティバルin長岡にてヨガ教室
ヨガ教室SMILE 主宰
桑原 ゆき子
昨年に続き、ゲームに参加されるレディース対象にヨガ教室をさせていただき約20名参加されました。
元々ヨガは精神の統一法ですが、ポーズをキープして呼吸することでストレッチにも筋トレにもなり、ウォームアップ、クールダウンにも応用できます。体幹を鍛えたり、柔軟性や可動域を増やしたり、集中力や回復力を高めたり、最近では呼吸法や瞑想がよりよいパフォーマンスに効果をもたらすとトレーニングに組み込むトップアスリートの選手も増えているようです。
緊張すると体が思うように動かない、そんなときも呼吸と心のトレーニング、力まないポーズでリラックスする体の癖をつけることが役立つヨガ。いつでもどんな自分も受け入れて、今やれることを精一杯やる、その自分を客観視できるような冷静さ、ブレない心をつくります。
エンジョイスポーツとしても、怪我のリスクを減らし、ストレスを緩和し、日常が健康で生き生きとしたものになって、チームでプレーできる喜びや感謝の気持ちがより感じられるようなツールとして取り入れられたら幸いです。ありがとうございました。

